老後の年金を確保するために、現在「確定拠出年金」を始める方が増えてきています。確定拠出年金は所得控除を受けることが出来るなどのメリットもございますが、一方でデメリットがあることも忘れてはなりません。
デメリットとしては大きく分けて2つあります。
・手数料がかかる
・長期間引き出すことが出来ない
一つ目のデメリットとして「手数料がかかる」という事が挙げられます。確定拠出年金では、投資信託での手数料の他に登録料や口座管理手数料が毎月徴収されます。その額は大きなものではございませんが、銀行預金ではかからない手数料が確定拠出年金ではかかることがまずデメリットとして挙げられます。
もう一つの長期間引き出すことが出来ないという事に関しては、原則として60歳まで確定拠出年金の資産を引き出すことが出来ないデメリットがあります。あくまで「年金」ですので、年金の補填という目的以外では使うことが出来ません。また、50歳以降に確定拠出年金に加入すると10年間資産を拠出しないと引き出すことが出来ませんので注意が必要です。
浅井政晃税理士事務所では、「会社設立」、「相続税」、「確定拠出年金」などに関する税務相談を承っております。「確定拠出年金」に関してお困りのことがございましたら、お気軽に当事務所までお問い合わせください。
確定拠出年金のデメリット
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